一時項目を使おう

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「表操作(T)」→「一時項目(P)」


を使うと、いちいち表定義をし直さなくても、その場で計算式の結果を見ることが出来ます。


例えば、さっき設定した計算項目・[氏名]には次のような計算式が書いてありました。

#cond(
(#文字数([姓])=1 OR #文字数([名])=1,[姓]+' '+[名]),
([姓]+[名])
)
これを一時項目に書いてみましょう。



このように、[氏名]と同じ結果が出力されました♪
だから、表の定義を変更する、程大げさな事をせずとも一時的に計算させて、その結果を得ることが出来ます。複雑な計算式を書こうと思ったならば、表定義←→表編集 を行き来するよりも、この一時項目 で実験してから計算式を完成させてから表定義の計算項目に式を書き込む方がてっとり早いです。



んじゃぁ調子に乗ってこんな式を書いてみる
(おっと、いきなり変数やら#部分文字列をつかっている!)
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 



$一:=#部分文字列([氏名],0,1),
$二:=#部分文字列([氏名],2,2),
$三:=#部分文字列([氏名],3,3),
$四:=#部分文字列([氏名],4,4),
$五:=#部分文字列([氏名],5,5),
$五+$四+$三+$二+$一
←は上記に設定した計算式です。

これはどんな意味でしょうか、以下に説明をします。

 式の説明 

変数「一」に[氏名]の0文字目から1文字目までを代入せよ、
変数「二」に[氏名]の2文字目から2文字目までを代入せよ、
変数「三」に[氏名]の3文字目から3文字目までを代入せよ、
変数「四」に[氏名]の4文字目から4文字目までを代入せよ、
変数「五」に[氏名]の5文字目から5文字目までを代入せよ、
変数「五」と変数「四」と変数「三」と変数「二」と変数「一」をくっつけて出力せよ


※変数は  の後に適当な文字列 で指定します
 (でも$1という変数を設置しようとしたらうまくいかなかったので、乱暴にも2バイト文字を使ってみました。変数に半角数字を使うのは許されないのかも知れません)
変数を定義したら次の式とつながっている事を示す為に最後に「,」カンマを打ちます
最後の$五+$四+$三+$二+$一は変数の中身が文字列なので順番通りにくっつける、という結果になりますが、変数に格納されたのが数値ならば、加算されます。


図にも書いてありますが、ショートカットキーによるコピペは是非覚えて下さい。
テキストエディター(私は秀丸をおすすめします)で式を書いてみて、
それを範囲指定して  [CTRL]+[C]  でクリップボードにコピーします
そしてDBProの一時項目設定の窓の 計算式(E) の欄をクリックして
[CTRL]+[V] で貼り付けます。
一太郎なんかで、右クリックで 貼り付け(P) などのサブメニューが出たりするとのは違って、DBProはそう言うのは出ません。
この辺は不親切だと取るか、16bitプログラムのままだから仕方がない(win2000に乗り換える時、動かないのではないかと薄氷を踏む思いだった)、と見るか、は意見が分かれる所だと思います。
でもこのショートカットキーによるコピペを覚えてしまえば、大した事じゃありません。(^.^)v
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